静岡第一テレビで紹介。理学療法士が教える、無理なく続くウォーキングのポイント

「健康のために歩いたほうがいいとは分かっているけれど、寒い時季はなかなか続かない」。そんな声を、私たちは現場で何度も耳にしてきました。

運動が大切だと頭では理解していても、日常の中で実践することは簡単ではありません。
だからこそリハライフサポートでは、専門的な知識を“生活の中で思い出せる形”にして届けることを大切にしています。

2026年2月5日、every.しずおか内の「イマコエ」コーナーにて、健康維持に効果的なウォーキングについて、理学療法士の視点からお話しする機会がありました。番組では、「ウォーキングは本当に効果があるのか」「どれくらい歩けばいいのか」といった、生活者ならではの疑問に向き合いながら、無理なく続けるためのポイントが紹介されました。

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【健康生活】お手軽で効果的な運動「ウオーキング」に再注目!メリット・実践ポイントは?専門家アドバイスも(静岡)

目安として示されたのは、1日6000〜8000歩、累計25時間という数字です。
ただし、これは達成しなければならないノルマではありません。
大切なのは、数字を追いかけることよりも、日常の中で歩く時間を少しずつ積み重ねていくこと。
買い物や通勤、通院など、普段の「ついで」の中に歩く時間を見つけることが、結果的に健康づくりにつながっていきます。

日本人の平均的な歩数は、1日およそ6000歩前後とされています。
まずは「自分が普段どれくらい歩いているのか」を知ることが、健康づくりの第一歩になります。

そのうえで、糖尿病などの生活習慣病の予防を考える場合には、1日8000歩程度がひとつの目安になるといわれています。
6000〜8000歩ほどの範囲で歩くことを意識すると、筋力や持久力を維持したり、少しずつ向上させたりする効果が期待できることが分かっています。

ただし、ここでも大切なのは「毎日必ずこの歩数を達成しなければならない」と考えすぎないことです。
体調や天候、その日の生活リズムに合わせて、無理のない範囲で積み重ねていくことが、結果的に続く習慣になります。

今回の取材でお話ししたのは、「腕を大きく後ろに振る」という、たった一つのシンプルなポイントです。

前に振ろうと意識しなくても、後ろに振ることを意識するだけで、自然と胸が開き、姿勢が整いやすくなります。
その結果、歩幅が広がり、体幹も使われやすくなり、いつもの歩きが“効果のある時間”へと変わっていきます。

ここで大切なのは、「正しい姿勢を作ろう」と頑張りすぎないことです。
腕の振り方を少し意識するだけで、体は自然に変わっていきます。
指導されて形を直すのではなく、自分の感覚の中で「歩きやすい」「なんだか楽だな」と気づけることが、行動変容の入り口になります。

では、どれくらい続ければ変化を感じられるのでしょうか。
ひとつの目安となるのが、「累計25時間」という数字です。

これは、ウォーキングなどの運動を合計で25時間行うと、筋力や持久力の向上が見込まれるとされているものです。大切なのは、一気に頑張ることではなく、時間を積み重ねていくこと。

たとえば、週に1回30分の運動でも、1年続ければ25時間に到達します。
一方で、1日30分のウォーキングを毎日続けた場合は、約2か月でこの目安に届きます。

「これくらいなら、自分の生活の中でもできそう」
そう感じられることが、続けるための一番の近道です。

リハライフサポートは、行動変容は「教えられること」ではなく、「自分ごととして捉え直す瞬間」から生まれると考えています。
今回のメディア発信を通じて、「これならできそう」「今日から少し意識してみよう」と感じてもらえたなら、それ自体が大きな成果です。

特別な運動を新しく始めなくても、日常の一歩を見直すだけで、介護予防や健康寿命につながっていく。
これからも私たちは、理学療法士の専門性を活かしながら、地域や暮らしの中に“続けられる健康”を届けていきます。
今日の一歩が、明日の安心につながる。その積み重ねを、これからも一緒に育てていきたいと思います。

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