静岡県を拠点に、介護予防施策の企画・運営支援、現場指導などを行うリハライフサポート。
このたび、九戸社長と小原副社長が長野県を訪問し、行政関係者や社会福祉法人の皆さまと、
医療・介護・福祉の現場で直面している課題、そして今後の方向性について意見交換を行いました。

■ 現場のリアルを共有し、課題の本質に迫る
長野県各地では、高齢化の進行に伴い、人材確保の難しさや、現場業務のDX化推進など、共通の課題が多く見られます。
一方で、地域ごとの強みを生かした「支え合いの仕組みづくり」や「住民主体の健康づくり」も進んでおり、その実践から学ぶことも多くありました。
リハライフサポートが掲げる理念は、「リハビリテーションを通じて健康幸福寿命の環を広げる街創り」。
その実現のためには、行政や福祉法人、地域住民の皆さまと共に“予防の意識”を育てることが欠かせません。
今回の出張では、その重要性を改めて強く感じる機会となりました。
■ 「人生100年時代」を前向きに生きるヒントを
意見交換の中では、「人生100年時代における80代の新しいイメージづくり」や、「80歳から100歳をどう楽しく過ごすか」といったテーマも話題に上がりました。
年齢を重ねても、社会とのつながりを保ち、自分らしく生きるためのサポート体制を整えること。
それが、私たちの目指す“健康幸福寿命”の延伸につながります。
「老いる=終わり」ではなく、「老いる=もう一度スタートできる」という価値観を広げていく。
そんな未来の社会像を、現場の皆さまと共有できたことが、何よりの収穫でした。
■ 10年の積み重ねが、全国へのヒントに
リハライフサポートは、これまで10年間にわたり、地域での介護予防支援やリハビリの現場支援を続けてきました。
地道な積み重ねの中で生まれたノウハウや成功事例が、いま全国的にも関心を集めています。
今回の長野県出張では、私たちの取り組みが他地域の課題解決にもつながる可能性を感じられました。
“地域の枠を越えた学び合い”こそが、これからの時代に求められる共創の形だと実感しています。
■ 今後の展開に向けて
今後は、若い世代からの健康づくりをさらに推進し、
介護状態になっても改善を目指せる地域づくりを加速させていきます。
一人ひとりが「自分の人生を最後まで楽しめる街」をつくる——
それが、リハライフサポートの変わらぬ使命です。
「健康幸福寿命の環を広げる」その輪が、静岡から全国へ、そして世界へ。
これからも、地域の皆さまと手を携えながら、新たな一歩を踏み出してまいります。