AIやデジタル技術の重要性が語られる機会は増えていますが、「知っている」ことと「現場で使える」ことの間には、まだ大きな隔たりがあります。特に福祉・医療・就労支援の現場では、日々の業務に追われる中で、新しいツールに触れるきっかけ自体が限られているのが現実です。
今回、デイフェス大阪をきっかけに生まれたご縁から、大阪市中南部高次脳機能障がい包括ケアネットワーク(通称:大コネ)を通じて、クロスジョブ様の就労移行支援事業の現場見学と、AIセミナーを組み合わせた取り組みが実現しました。

各種リンクにより詳細ご覧ください
<デイフェス>
https://dayfes.daymotto.net/
<大コネInstagram>
https://www.instagram.com/daiconnet/
ネットワークが学びへとつながる意味
大コネは、日頃から顔の見える関係性を大切にしながら、現場同士を丁寧につないできたネットワークです。今回の企画も、そうした積み重ねの中で生まれたものだと感じています。
当日は、広報期間が約2週間、業務後の17時30分開始という条件にも関わらず、約30名の方が参加されました。多くの方が現地参加だったことからも、このネットワークに寄せられている信頼や、「学びたい」という現場の熱量が伝わってきました。
「知る」から「使う」へ進むAIセミナー
AIセミナーでは、当社副社長の小原が講師を務め、「NotebookLM」をテーマに、実際に操作しながら学ぶワーク形式で進めました。
参加者の多くにとって、内容は初めて触れるものでしたが、
「これは業務に使えそう」
「すぐに現場で試してみたい」
といった声が自然と上がり、単なる知識提供に終わらない時間となりました。
AIは、特別な人だけのスキルではなく、使い方次第で業務の整理や情報共有、思考の補助など、日々の仕事を支える“道具”になります。その価値は、実際に手を動かし、行動して初めて実感できるものだと、改めて感じさせられました。

これから求められるのは「仕組みとしてのAI活用」
今後、AIは個人のスキルアップにとどまらず、組織全体の生産性向上や、業務品質の底上げにつながる「標準スキル」として位置づけられていくと考えています。そのためには、個人任せにするのではなく、環境や仕組みとして整えていく視点が欠かせません。
一方で現場からは、「何から手を付ければいいのかわからない」「自分たちの業務にどう当てはめればいいのか不安」という声も多く聞かれます。だからこそ、私たちは最初の一歩から現場に寄り添い、共に考え、伴走する存在でありたいと考えています。
知ることより、使って変わる
今回の取り組みは、AIそのもの以上に、「行動することで価値が生まれる」という感覚を共有できた時間でした。ご縁がつながり、現場が動き、学びが次の行動へと広がっていく。その循環を、これからも大切にしていきたいと思います。



