2024年10月、ひとつのワーケーションツアーに参加したことが、すべての始まりでした。その一歩はやがて地域との本格的な連携へと発展していきました。
2025年、大分県とパートナーシップ宣言を締結。
さらに8月には県の補助金を活用し、県内3市町で介護予防事業を実施。そしてその成果を県庁で報告する機会をいただきました。

視察や体験で終わる関わり方ではなく、実際に地域に入り、住民の皆さんや行政職員の方々と共に取り組みを進めていく。その過程の中で、私たち自身が何度も問い直すことになりました。
「地域と関わる」とはどういうことか。
「専門性を活かす」とはどういう形なのか。
3市町での介護予防事業では、地域住民の皆さんと直接向き合いながら、身体機能の維持向上だけでなく、「これからの暮らしをどう描くか」という対話が自然と生まれていきました。行政職員の皆さんとも現場で意見を交わしながら、その地域らしい形を一緒に模索する時間となりました。
大分朝日放送で取り上げられました🔽
https://www.oab.co.jp/news/2026-02-04/202602047652
どの地域でも共通していたのは、あたたかく迎えてくださる空気でした。
その中で実感したのは、「転職なき移住」という新しい選択肢の可能性です。
必ずしも仕事を辞めなくてもいい。
今いる場所を手放さなくてもいい。
それでも地域と関わり、価値を生み出すことはできる。

都市と地方、働き方と暮らし方。その間には、白か黒かではない“グラデーション”があることを、今回の取り組みは具体的に示してくれました。
リハライフサポートは、理学療法士の専門性を地域課題の解決に活かすことを大切にしています。行動変容は、誰かに指導されて起きるものではなく、自分ごととして気づいた瞬間から始まると考えています。
今回の取り組みで生まれた最大の成果は、大きな制度変化ではありません。
「自分にもできるかもしれない」と捉え直す瞬間が、それぞれの中に芽生えたことでした。
地域と関わる選択肢が増えることは、働く人の可能性を広げることでもあります。そしてそれは、組織の持続可能性にもつながっていきます。
大分県とのパートナーシップは、ゴールではなく始まりです。
今後は他地域への展開や、関係人口モデルの構築、介護予防事業の横展開など、さらに実践を積み重ねていきます。
一歩が、本気の連携へ。
そのプロセスこそが、これからの地域との関わり方のヒントになると感じています。


