このたび、株式会社リハライフサポートは「健康経営優良法人認定」を2024年から継続して取得し、2026年も無事に認定を受けることができました。さらに、グループ会社であるWonder Sketch株式会社においても新たに認定を取得し、私たちの取り組みが少しずつ広がってきていることを実感しています。

振り返ると、健康経営への取り組みは決して順調なスタートではありませんでした。何を指標にすればよいのか、どこから手をつけるべきなのかも分からない中で、まさに手探りの状態から始まりました。
それでも私たちが大切にしてきたのは、「現場で働く一人ひとりの健康にきちんと向き合うこと」でした。
制度や形を整えること以上に、日々の仕事の中で感じている負担や違和感に目を向け、小さな声を拾いながら、一つひとつ改善を重ねていくこと。その積み重ねこそが、健康経営の本質だと考えてきました。
例えば、業務の合間に自然と体の状態について話す機会が増えたり、姿勢や体調への意識が日常の中に溶け込んできたりと、目に見えにくい変化が少しずつ生まれていきました。誰かに言われて取り組むのではなく、自分自身の状態に気づき、選択する。その変化が、結果として行動につながっている場面も増えてきています。
このような変化は、単なる健康施策の成果ではなく、組織文化そのものの変化だと感じています。私たちは、理学療法士という専門性を背景に、身体だけでなく「働き方」や「組織のあり方」にも関わっていく存在です。だからこそ、健康は個人の問題ではなく、組織全体で育んでいくものとして捉えています。
そして何より大切にしているのは、行動変容は「指導」からではなく「気づき」から生まれるという考え方です。トップダウンで何かを押し付けるのではなく、現場の中で自然と気づきが生まれる環境をつくること。その積み重ねが、無理のない形での変化を支えてきました。
今回の認定は、そうした日々の積み重ねが一つの形として評価されたものだと受け止めています。しかし同時に、これはゴールではなく、これからの取り組みの出発点でもあります。
今後は、これまでの実践で得た知見をもとに、医療法人への健康経営支援をさらに強化していきます。医療や介護の現場は、人を支える仕事である一方で、働く人自身が負担を抱えやすい構造もあります。その現場にこそ、持続可能な健康の仕組みが必要だと感じています。
私たちは、企業だけでなく、介護事業所や医療業界全体へと取り組みを広げていくことで、「働く人が健やかであることが、より良いサービスにつながる」という循環を社会に根づかせていきたいと考えています。
「健康はすべての土台である」
この考えに立ち返りながら、私たちはこれからも理念である“健康幸福寿命の環を広げる街づくり”に向けて、現場に寄り添った取り組みを続けていきます。
一人ひとりの小さな気づきが、組織を変え、やがて地域へと広がっていく。
その流れを、これからも丁寧に育てていきます。


